みなさま、ご機嫌いかがですか?
EN-LAB.代表の堀です。
G.Wだというのにどこにも行けないというのは酷な話ですね。
実家に帰省すらできない状況になるとは誰が予想したでしょうか。
私の実家があるのは京都の山あいにある小さな町でして、そこから私の音楽活動がスタートしました。
祖母の家(当時は空き家)が集落の一番奥に位置していたのを幸いとばかりに 、当時16歳の私は通販で買った4万円くらいのドラムセット(Bill's Brothersとかいう謎のブランド)をその家にこっそりとセッティングしました。
そして昼夜を問わずヘタくそなドラムをトチ狂った様に叩きまくり、静かで平穏な暮らしを営む周辺農家に多大なるご迷惑をおかけしていたものでした。
その後も音楽活動を続けてはや27年。今はライブハウスの運営という形で音楽に関わっていますが、その活動にもピンチが訪れています。
世界中を脅かす新型コロナウイルス感染症による影響は、全国のライブハウスにも大ダメージを与え続け、閉店を余儀なくされるところがいくつも出てきました。
当然、EN-LAB.も例外ではなくビジネスとしてライブハウスを運営している以上、引き際をいつにするかの決断をくださないとならない状況に立たされました。今の状況で運営を継続しても収益は無いうえに経費だけが垂れ流しがとなり、赤字がどんどん膨らんでいくばかりです。
正直に言うと、やめるならまだダメージの少ない今しかないのです。
それが経営者としての正しい判断だと思います。
しかし、まだEN-LAB.は何も残していません。
そしてEN-LAB.には何かを残す可能性が十分にあります。
それなのに生まれてすぐ、0歳で消えていくという事実をどうしても許容できませんでした。
素晴らしいスタッフ、アイデア、環境の三拍子が揃っているのだから、これをもっと多くの方に体感してもらうまでは何が何でも続けるというのが自分なりに出した結論です。
そのために今回、「京都に誕生したばかりのライブハウス【EN-LAB.】存続プロジェクト」という名のクラウドファンディングを開始させてもらいました。
このプロジェクトを成功させ、必ず生き残り、そして「京都で一番のライブハウス」となれるようスタッフ一同が尽力する覚悟です。
どうかご支援をよろしくお願いします。!
京都に誕生したばかりのライブハウス【EN-LAB.】存続プロジェクト
オープンしたての今年2月。
たった数回でしたが、EN-LAB.のライブパーティーにたくさんの方が来てくれました。
そこには純粋に音楽が好きで、音楽を通じて人と触れ合える喜びに満ちた顔がいくつもあり、「これこそが自分が守らなければならない場所だ」と強く思ったものです。
また必ずEN-LAB.でお会いしましょう。
その時はコロナの愚痴をいっぱい聞かせてください。
楽しみにしております。
EN-LAB. 堀
☆京都・祇園のライブハウスEN-LAB.スタッフブログ☆
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